滋賀県大津市へ旅行に行った際、比叡山延暦寺にも観光に行きました。延暦寺はその名の通り、比叡山との中腹あたりにあるのですが、大津市側から行くとなると、車よりもケーブルカーで行くのがおすすめ。
今回はベビーカーで1歳の赤ちゃんと一緒にケーブルカーに乗車した様子をお伝えします!
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坂本ケーブルとは?
坂本ケーブルは、延暦寺の門前町として古くから栄えた坂本の町と、天台宗の総本山として有名な比叡山とを結んでいます。
全長は2025mで、日本一長いケーブルカーとしても有名。車内からは琵琶湖の絶景を眺めることができます。
ケーブルカーは、「縁」「福」と名付けられた2台の車両で運行されており、ケーブル坂本駅からケーブル延暦寺駅までは約11分で行くことができます。
比叡山延暦寺に行く場合、京都側からは車で行けるのですが、大津側から行こうとすると非常に遠回りになってしまうので、こちらのケーブルカーの利用がおすすめです。
まずはケーブル坂本駅へ
まずはケーブル坂本駅を目指します。
坂本駅には、7〜8台が停められる無料の駐車場があります。ここが空いてなければ、すぐ近くにある東照宮下観光駐車場か、日吉東照宮の駐車場(こちらは砂利でちょっと停めにくいかも)などが便利です。
ケーブル坂本駅の駅舎は、1925年に建てられた歴史ある建物。国の登録有形文化財にも指定されています。
こちらで往復チケットを2枚購入!往復で買うとちょっとだけ安いです。でもケーブルカーって結構高いよね……。
運行ダイヤは、毎時00分と30分発。3月〜11月は始発が8:00で終発が17:30、12月〜2月は始発が8:30で終発が17:00です。
駅のホームには数段の階段あり!乗降車時に注意!
大型連休以外であれば、それほど混むことはないと思いますが、ダイヤが30分に1本ということもあり、改札が開く前から列ができます。もし「先頭がいい!」など座りたい席がある場合は、早めに並んでおくのがおすすめです。
ホームは下の写真のようになっており、基本的には右側から乗車します。
写真を見てもらえればわかると思いますが、ホーム自体に傾斜があるので、数段階段があります。ベビーカーを畳んで運ぶか、畳むのが大変であればそのまま持ち上げてささっと運んでしまいましょう。
社内はこんな感じになっています。(下の写真は終点の延暦寺駅で撮影しています)
車内にも段差があるので、ベビーカーの場合はどのあたりに乗るかを事前に決めて、そのドアから乗車しましょう。
ちなみに、進行方向側の先頭に乗れば、車掌さんが運転している様子もばっちり見えますし、トンネルや橋の上を走るさまが間近で見られます。
最後尾側に乗れば、琵琶湖を見渡せる絶景を楽しむことができます。車内の椅子は琵琶湖を見られるように、進行方向とは反対向きに置かれています。
ケーブル延暦寺駅に到着!
約11分のケーブルカー旅を楽しんでいると、あっという間にケーブル延暦寺駅に到着です。
延暦寺駅はこのような感じで、坂本駅よりも傾斜がきついため、ホームが全部階段!ベビーカーにはきつい……。頑張って運ぶしかないので、最後に降りてゆっくり運びました。
延暦寺駅を出ると、そこに広がるのは琵琶湖を一望できる絶景!ぜひここで一枚パチリ★してください。
延暦寺駅は標高が上がることもあり、山麓の坂本駅とは全然気温が違います!私が訪れたのは春だったこともあり、かなりひんやりとして寒かったです。春や秋は羽織ものを持っていきましょう!
延暦寺の中心でもある根本中堂へは徒歩で約7分。……と書かれていますが、ベビーカーでゆっくり行ったせいかもっとかかった気がしますので、余裕を持ってゆっくりと散策してくださいね。