札幌から日帰りで行ける観光地としては小樽が有名ですが(小樽の記事はこちら)、交通手段として車がある方は小樽のちょっと先にある積丹&余市まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?余市までは電車でも行けますが、積丹は電車が通っていないため(バスはありますが)、車で積丹→余市のドライブがおすすめです。
それでは、積丹・余市のドライブモデルコースをご紹介します♡
積丹でウニ丼を堪能♡
まず目指すのは、積丹町。小樽の西側に突き出ている半島が積丹半島で、積丹町はその右上?あたりに位置します。札幌から積丹町までは車で1時間半〜2時間ほど(混んでるともっとかかるので注意!)。
そして積丹といえば……そう、ウニ!私は北海道に住んで知ったのですが、積丹はウニが有名なんです(常識ですかね?)。積丹のウニは栄養豊富な昆布を食べているため、苦味成分が少なく、旨味と甘味のアミノ酸が豊富に含まれているんだとか。そして、積丹でウニ漁が行われるのは6〜8月。この時期に北海道(札幌)を訪れるなら、ぜひともウニを味わっていただきたい!
積丹町にはウニが食べられるお店がいくつもあるのですが、今回はその中の一つ、「田村岩太郎商店」に行きました!
11時半くらいに着いたのですが、土曜日ということもあり、すでにお店の前には長ーい列!最後尾に並び、待ちます。結構並ぶのを覚悟してたんですが、意外と回転が早く、30分ほどでお店に入れました。
本当はこの店名物の「朝うにぶっかけ丼」を食べたかったのですが、あいにくこの日はやっておらず……。気を取り直して、「生うに丼(確か4000円くらい…)」を注文!
待つこと数分……きました!ででん!
すごい迫力のウニ!まじでムラサキウニが神々しかったです……まぶしぃ。ウニを一口食べると……濃厚&濃厚&濃厚。ウニの旨味がすごくて口の中でとろけます。他のところで食べるウニとは違い、確かに苦味をほとんど感じません。甘いんです。何もつけずウニの薄い塩味だけで十分おいしいんですが、濃厚すぎて途中から少し醤油をつけて食べました。それくらい濃厚。
そして付け合わせ程度に甘エビの刺身もありますが、普通においしすぎます。味噌汁にもエビの頭が入ってました。お昼に4000円は確かに高いんですが、飲み会1回分と考えると全然出せちゃうなーと思いました。(私はお酒そんなに飲まないので)
黄金岬で絶景を楽しむ
ウニ丼で満腹になったら、少し周辺を散歩してみては?近くの散歩でおすすめなのが、黄金岬。「田村岩太郎商店」からは車で5分ほどです。
港近くに車を止めて、ちょっとした山道?を登っていきます。もちろん舗装されてない&意外と急なのでスニーカーがおすすめです!登りきると展望台があり、上からは積丹の海が見渡せます!この日は晴れていたので絶景でした!
積丹の海は「シャコタンブルー」と呼ばれる独特の色をしています。ちょっとターコイズブルーっぽいというか、深みのある鮮やかな色です。この海でさっきのウニたちは育ったんだなーと思いを馳せます(ウニ引きずりすぎ)。
余市でニッカウイスキーの見学
積丹でウニ&絶景を堪能したら、余市に向かいましょう!余市といえば、NHKの朝ドラ「マッサン」でも有名になったニッカウイスキーですね。この余市蒸留所は見学ができます。普通に個人でも見学できるのですが、せっかくならガイド付きがおすすめ。ニッカウイスキーの豆知識や、竹鶴政孝とリタのエピソードなども聞けますよ。
さらに、見学の後はウイスキーの試飲もできます!試飲ができるのはこちらの3種類!
各商品のおすすめの飲み方も紹介されているので、ストレートで飲んだり、ハイボールにしたり、ロックにしたり……と楽しんでみてください。
※運転する方は飲まないでくださいね!代わりにりんごジュースとお茶がありますよ!
ガイド付き見学の所要時間は1時間ほどですが、その後の試飲コーナーやお土産コーナーで時間を取られるのは確実なので、2時間くらいみておくと◎。
余市〜小樽でほっと一息、カフェ休憩
蒸溜所見学もしてちょっと疲れてきたら、カフェ休憩はいかがですか?余市や小樽周辺にはおしゃれなカフェがいくつもあります。実際にカフェを訪れた際の写真はないのですが、備忘録的にいくつか行きたいと思っている店を記しておきます。
・メルシースコーン(余市)
・View Cafe Your Time(小樽)
・しろくまコーヒー(小樽)
以上、積丹・余市のドライブコース紹介でした!札幌や小樽などの定番観光地はもう見たよ、なんて人におすすめしたいコースです。積丹でおいしいウニが食べられるのは夏限定なので、ぜひその時期に訪れてみてくださいね!