北海道紋別市にある「アザラシシーパラダイス」という施設をご存知でしょうか?オホーツク海のほど近くにある「オホーツクとっかりセンター」内にある施設で、ここではアザラシとの触れ合い体験が楽しめます。
施設の規模は小さいですが、他ではできないアザラシへのえさやり体験や、記念写真なんかも撮ることができます!こちらの記事では、実際にアザラシシーパラダイスに行ってみた様子をお伝えします!
▼紋別市の観光スポットはこちらの記事でもご紹介しています!
飼育されているのは2匹のゴマフアザラシ
「アザラシシーパラダイス」は2015年にオープンした、アザラシと触れ合いができる施設。アザラシの水槽2つとトイレ、アザラシに関する本などが置かれた小さな小屋のみの小規模な施設です。私が訪れた日はものすごい吹雪だったのですが、基本すべて屋外にあるのであまり寒さしのぎはできませんでした……。
入場料は500円、高校生以下は300円。開館時間は10:00〜17:00です。年中無休で、冬も開館時間が変わらないのが嬉しいところ。
そして、ここでは「あぐくん」と「日和ちゃん」という2匹のゴマフアザラシが飼育されています。どちらも丸っこい体が超キュート!
【追記】2023年5月現在は、もう一匹「キョロちゃん」というアザラシもおり、計3匹がいるようです。
上の写真があぐくんで、31歳(2020年2月時点)のオスのアザラシ。人間でいうと80歳くらいと高齢だそう。とても芸達者で人にも慣れています。
こちらは日和ちゃんで、5歳(2020年2月時点)のメスのアザラシです。あぐくんに比べると、ちょっと気分屋のような感じがしました(笑)
えさやり体験や記念写真が撮れる!
この施設の魅力はなんと言っても、普段飼育員がやっているようなえさやり体験ができること!
まずは飼育員に教えてもらいながら、アザラシに指示を出して芸をやってもらいます。アザラシと一緒にバンザイをしたり、くるくる回ったり……芸はどれも可愛らしいものばかり!それができたらえさの小魚をあげましょう。
えさやりの時間は12:00、14:00、15:30の一日3回。えさやりができるのは各回先着5人までなので、少し早めに行って予約しておくのがおすすめ◎。えさやりができなくても、その様子を近くで観察することはできますよ。
また、ここは再入場が可能なので、えさやりの時間が来るまで、近くの「アザラシランド」や「オホーツクタワー」、カニの爪のオブジェなどを観光するのもおすすめです。
さらに、えさやりの後はアザラシと一緒に記念撮影もできちゃいます!こちらは、えさやりの5人以外も一緒に撮ることができます。
上の写真のように、アザラシに直接タッチして写真が撮れるんです!これは他の水族館などではなかなかできない体験!2匹ともとっても可愛いので、ぜひえさやりの時間を狙って訪れてみてくださいね。
【追記】2020年6月より、コロナの影響で撮影は中止されているようです。
冬には大人気の添い寝イベントも!
アザラシシーパラダイスの人気イベントが、冬の時期だけ行っている「ごまちゃんと幸せ添い寝体験」。アザラシと雪の上に寝そべって写真が撮れちゃうんです!
2020年は2月1日〜29日の毎日開催しており、13時から約15分間。予約は前日まで。平日は6人まで、土日祝日は10人まで添い寝することができます。こちら人気のイベントのようで、土日祝日は早めに埋まってしまうことも。1月上旬から予約を開始しているようなので、早めの予約がおすすめです。
【追記】2020年6月より、コロナの影響で撮影は中止されているようです。
アザラシシーパラダイスへのアクセスは?
車の場合は、旭川紋別自動車道・遠軽ICから約1時間。オホーツク紋別空港からは、バスで約10分。電車の場合は、JR石北本線・遠軽駅下車、その後路線バスで1時間10分乗り「オホーツクタワー入り口」下車、徒歩で15分です。
公共交通機関を使っての観光もいいですが、車での移動が時間を有効活用できるのでおすすめ。また、冬は何と言っても寒いので車だと車内で暖を取れますしね。ただし、雪道の運転に慣れてない方は気をつけてください。
..
いかがでしたでしょうか?紋別というと流氷ばかりにスポットが当たりますが、ここまで間近でアザラシを見れる&触れ合えるのはこの施設ならでは。紋別を訪れる際には、ぜひアザラシシーパラダイスにも足を運んでみてくださいね。