真冬の1月下旬、ウラジオストクとハバロフスクに旅行に行ってきました。ということで、こちらの記事では、私の経験を踏まえた寒さに負けない服装をご紹介します。真冬の極東ロシアは寒すぎるので、とにかく厳重な装備で臨んでくださいね!
服装以外の記事はこちらの記事で紹介していますので、一緒にご覧ください◎。
お土産購入品などはこちらの記事をどうぞ♪
【ウラジオストク編】日差しがあれば暖かいけど…
まずは、ウラジオストクの1月の気温を見てみましょう。
月平均最高気温:-8℃
月平均最低気温:-15℃
はい、極寒です。ちなみに街中の様子はこんな感じ。降雪量はそれほど多くないらしく(晴れてる日が多いです!)そんなに雪は積もってません。日陰は積もってたりしますが。
さて、そんな極寒を生き抜いた私の装備はこんな感じでした。
上半身は、ニット帽、ヒートテック×2+セーター+ケープホーン(カナダグース的なやつ)のダウン、手袋。下半身は、裏地あったかパンツor極暖タイツ+スカート、ヒートテック靴下、スノーブーツ。
で、一つだけ、持ってくればよかった!と強烈に思ったものがありまして……それはネックウォーマー。迷った末、持ってこなかったのですが、顔が寒くて寒くて。。また、誤算だったのは裏地あったかパンツがそんなに暖かくなかったこと。極暖タイツの方が暖かかったです……しまむらの実力はそんなものか……(;;)
靴は絶対的にスノーブーツをおすすめします!普通のスニーカーだと寒くて足が死にます。ウラジオストクは凍った海を歩くこともできるのですが、氷の上を普通のスニーカーで行くと足元からガンガン熱を奪われます。私は数年前に買ったスノーブーツ(たぶん安物)で行きました。
ちなみに、ウラジオストクで一番寒かったのは鷲の巣展望台。展望台というだけあって高台にあるので、風がめちゃ強いです。おそらく常に日陰になるということもあり、足元も凍っていて下からも冷えます。鷲の巣展望台から街が一番きれいに見えるのは日没頃なので、しっかり装備していきましょう。ウラジオストクの街中ではそれほど風を感じることはなく、寒いは寒いですが日差しがあれば意外と大丈夫です。
〜個人的な寒さ総括〜
寒さにビビっていましたが、意外と大丈夫。私は北海道に住んでいたことがあるのですが、同じように北海道在住経験があれば全然平気だと思われます(とはいえ、もちろん札幌よりは寒いよ!)。
ウラジオストクの詳細な旅行記も参考にしてください♪
【ハバロフスク編】最低気温は-25℃の極寒の地
さて、次にハバロフスクの1月の気温を見てみましょう。
月平均最高気温:-17℃
月平均最低気温:-25℃
ハバロフスクのやばさがわかるでしょうか……。冷凍庫なんてめちゃめちゃ暖かいですね!と言える気温です。下の写真は街の中心部にあるレーニン広場。クリスマスの名残があり、氷のオブジェが全く溶けていません(当たり前ですが)。
服装は、基本的には先ほどのウラジオストクと同じもので行ったのですが、追加のアドバイスが3つあります。
まず、ハバロフスクにおいてはネックウォーマーは必須!!ないとまじで顔が凍ります。鼻がもげます。私はひたすらホッカイロで顔を解凍していました……。
2つめは、手袋はガチ寒冷地用のものを!日本でそのへんに売っている薄い手袋では全然ダメです。スキー用のものとかがおすすめ。もしくは、手袋を二重にするのもいいと思います。
3つめは、下半身はヒートテックタイツ+暖かいジーンズなど厳重に!私はしまむらの裏地あったかパンツでアムール川に臨んだ結果、太ももが凍るかと思いました……。下の写真はアムール川で凍える私です。。
ハバロフスクで一番寒かったのは、ダントツでアムール川。拓けているからか?風がめちゃくちゃ強くて、人生で一番寒かったです。というか、本当にここに長時間いたら死ぬと思いました……。また、日中でも-14℃とかなので、長時間外を歩けません。私は10分歩いたら屋内で休憩しつつ移動しました。真冬は街中散策とか諦めた方がいいです。
〜個人的な寒さ総括〜
ハバロフスクは、人生で経験したことのない衝撃の寒さでした。日本でこの寒さに匹敵するところはおそらくないのでは、と思います。正直、この寒さを経験したのでウラジオストクがかなり暖かく感じたんだと思います。リアルに生きるか死ぬかの寒さなので、万全の装備で臨んでください!
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以上、ウラジオストク&ハバロフスクの服装でした。厳重すぎるくらい装備をしていって後悔することはないです!寒いと観光を楽しむ余裕もないので、服装はしっかり考えていってくださいね。