真冬の1月下旬、ハバロフスク&ウラジオストクに旅行に行ってきました。今回の旅では、ハバロフスク→ウラジオストクの移動でシベリア鉄道に乗るという貴重体験もできたので、その様子をお伝えします!
旅行記のハバロフスク編・ウラジオストク編などは以下の記事で書いてますので、ぜひ参考にしてください◎
あのシベリア鉄道に乗車!
ハバロフスクからウラジオストクへのシベリア鉄道は、20:45発。私はガイドさんに連れられ、20時過ぎには駅に到着していました。最近、駅構内に入るための荷物検査が導入されたらしく、入口は結構混み合っていたので、早めに駅に到着することをおすすめします。
出発30分前になると乗車していいようで、15分過ぎにホームへ。これがあのシベリア鉄道……!という感動はそれほどなく、外見は普通の質素な列車という感じ。電車の前で記念撮影もしてもらいましたが、とにかく寒いので早く列車に乗りたい。
該当の号車の乗り場に行くと、車掌さん(だいたいの場合、女性らしい)がチケットのチェックをしているので、鉄道のチケットとパスポート渡しましょう。ロシアは事あるごとにパスポートを見せなきゃいけないのが結構めんどくさい。さらっとチェックされて終了。
チケットには部屋番号ではなく、ベッドの番号が書かれているはずなので、該当のベッド番号がある部屋へ。
1等車に乗車!でもかなり狭い…
私は今回、オケアン号の1等車(2人部屋)に友人と二人で乗りました。旅行会社の通常プランだと2等車(4人部屋)だったのですが、知らないロシア人と一緒になるのはちょっと不安……ということで、+12000円で1等車に変更してもらいました。
1等車の部屋の中はこんな感じ。正直かなり狭いです。基本的に、部屋の広さや作りは2等車と同じで、2等車にある上段のベッドがなくなっただけ。この狭さで4人部屋はきつかったな……と思ったので、グレードアップしておいてよかったです。
トイレ・シャワーはもちろんありません。トイレ・シャワーがつく1等寝台(リュクス)と勘違いしていたので、ちょっとショックでした……。(なのにタオルや歯ブラシセット、スリッパなどのアメニティはつくという……謎)
スーツケースはベッドの下に収納スペースがあります。が、そもそも部屋が狭すぎて、満足にスーツケースを広げられません。最初に必要なものを全て出しておいて、基本スーツケースは開かないのが得策です。
また、写真を見てわかる通り、ベッド兼イスなので寝るところはかなり狭め。私は割と細身な方ですが、それでも寝返りは打てません。これ、大柄な男性とかどうやって寝てるんだろう……。ただ、予想に反して枕や掛け布団はちゃんとしてました。枕はフカフカの大きめのものが2つあったので、一つはカーテンの下において冷気を遮断するのに使いました。(まぁでも基本車内は暖かいです、あと乾燥がひどい)
そして、いざ寝るとなると、まぁ揺れがすごくて寝られない。うとうとして眠りに落ちそうになると、ガタタタタン!とめちゃ揺れて起こされます。日本の電車よりも揺れてたと思います。
さらに最悪なことに、私はこの揺れにより乗り物酔いを起こし、気持ち悪くて寝れず……。私めったに乗り物酔いしないんですが、横になってると全身で電車の揺れを受ける+旅行疲れもあって酔ったのかも。不安な人は酔い止めを持っていくといいです。
食べ物ないと思ってたら、軽食があった!
1等車には、机の上に簡易的な食べ物が用意されてました。りんご・ぶどう・オレンジのフルーツに、パンや紅茶のティーバッグ、チョコレート、飲むヨーグルト、水など。ナイフ・フォーク、ティーカップもありました。2等車に乗った人の口コミやブログを見ても書かれてなかったので、これは1等車以上につくんでしょうか。。
夜ご飯はついてないと思っていたので、ハバロフスクのスーパーで買ってきたお惣菜を食べて、フルーツを少し食べました。お腹いっぱいだったのでパンはお残し。。
シベリア鉄道には各車両に給湯器のようなものが用意されていると聞いてたので、ティーバッグとプラスチックカップを持ってきてました。が、どちらも1等車には用意されていたので不要でした……。ティーバッグはオレンジティー?と緑茶が用意されていたので、夜に1杯、朝に1杯飲みました。旅行中にあったかいお茶って安らぎますね。。
そして、朝食はブリヌイ。(写真撮るの忘れた!)
朝7:30頃に車掌さんがやってきて、ブリヌイと付け合わせの魚の燻製みたいなものを渡されました。付け合わせがなんだったのかいまだに分からず……。ブリヌイはもちもちしてておいしかったです。
そんなこんなで朝8:30頃、ウラジオストク駅に到着!到着しても特にアナウンスも何も鳴らないので、自分で降りましょう。私はもたもたしてたら車掌さんに急かされました……。
ウラジオストクの旅行記は別の記事で紹介しますので、そちらもぜひ読んでくださいね!